小学校では学校公開が行われていました。

 僕が子供の頃は「父兄参観日」とか「父母参観日」と呼ばれ、日曜日に行われる特別の日でしたが、ちびくんの小学校では1月18(木)〜20(土)まで3日間に渡って学校全体を公開していました。また、地域の方を含め誰にでも公開するという趣旨で行われているので、近所の方が様子を見に来てくれたりします。といっても、セキュリティはしっかりしていて、受付で登録して札を首から下げて歩かなくてはいけないのは当然のことでしょう。


 ですから、訪れた人はどのクラスの授業をいつ見ても良いので、教室が親とその熱気で溢れかえるなどといったことは全くありません。もちろん、僕を含めた大多数のお父さん達は土曜日に見に行くのですが、お母さん達は3日間も開催されているので、顔見知りの子の様子を見に行ったりと、とてもフランクな感じで行われています。


 僕も、体育館に貼り出された書初めや、廊下や教室の様々な掲示物をゆっくり見て、笑ったり感心したりして少しですが、先生の意図や子供達の感覚を感じとることができたような気がします。


 4年前、こちらに引っ越してくる前にこの学校公開を知ったので、埼玉県から家族みんなで様子を見に来たことを思い出したりもしていました。