It's not about the Bike by Lance Armstrong


It's Not About the Bike: My Journey Back to Life

It's Not About the Bike: My Journey Back to Life


 以前日本語訳を読んでいましたが、つい原書を買ってしまいました。今年のツール・ド・フランスでアスタナで復活し3位に入ったランス・アームストロングの自伝として有名な本書ですが、自転車のことよりも睾丸ガンからのサバイバーの話がメインです。率直な語り口、内容に好感を持てます。

 でも、きっと周りにいたら個性が強くて大変なひとだろうな、という感じもしてしまいますが、一読に値する本です。

The Shining by Stephen King

The Shining

The Shining

   スティーブンキングの名作として知られるものですが、僕にはいまひとつでした、英語に入りづらかったせいかもしれません。もっと、ニュアンスを正確にライブに感じ取れる英語力があれば違うのかもしれません。少し残念。

The Wind-Up Bird chronicle by Haruki Murakami

The Wind-Up Bird Chronicle

The Wind-Up Bird Chronicle

やはり、読ませる村上春樹。何が、どうって良く分かりませんが、Mesmerising という感じで読みふけってしまいました。こんなに厚いのに。でも、2週間かかってしまいました。

Angels Flight by Michael connelly

Angels Flight (Harry Bosch)

Angels Flight (Harry Bosch)

「苦悩するハリー・ボッシュ」 このシリーズではハリー・ボッシュが苦悩するほど面白いということがあらためてわかりました。今回はいつにもまして苦悩します。そして、だから面白かったです。

Trunk Music by Michael Connelly

Trunk Music (A Harry Bosch Novel)

Trunk Music (A Harry Bosch Novel)

 いつものように期待通りに楽しめました。なんというかシリーズものとして「次作も乞うご期待!」という感じですね。安心して読めます。

 少し進化しました。

 GWに購入したクロスバイクはお気に入りです。だんだんいろんなものが欲しくなってきて、ヘルメットは当然としても、ビンディングを試してみたくなり、シマノSPD M-324と片面タイプのペダルに交換し、靴もシマノSH-MT32BR(マウンテン・ツーリングモデル)を買いました。その後自転車に乗るときはいつもこれで出かけるようになり、それなりの気分に浸っています。効果は、というとあるような気はしますが正直良く分かりません。引き足を使うレベルではありませんし、ただ、位置が常に決まるのはとても安定感があって良いとは思います。

Child 44 by Tom Rob Smith

Child 44

Child 44

2009年の「このミス」1位作品ってどんなだろうと思い読んでみました。スターリン体制下の抑圧された状況をベースにしたミステリです。全体主義の不気味さ、不自然さが流れつつ物語が進んでいきます。その不気味で不自然な感じが読ませる要素になっていて、かなりはまって読んでしまいました。最初のエピソードが最後に結びつきますが、そのあたりのインパクトがもっと強いともっといいのになどとも思ってしまいました。でも、読ませる本であることは間違いありません。