やがて哀しき外国語 村上春樹


やがて哀しき外国語

やがて哀しき外国語


 村上春樹の本を読むのは久しぶりで、それもエッセイは初めてでしたが楽しんで読むことができました。フルマラソン3時間半で走っていたのにちょっとびっくりしました。僕も次回は最後まで走ってゴールしサブフォーを目指そうと思ってしまいました(その次回がいつになるかは分かりませんが)。外国では思い立ったら当日にでもマラソン大会に参加できるんですね。敷居が低くて良いですね。


 この本に出てくるマイルス・デイヴィスの自伝は僕も、ずっとずっと昔に読んだことがありますが、残念ながら日本語なのでその息づかいまで分かりませんでしたが、結構強烈な本だなと思ったことだけは覚えています。


 その頃はジャズが好きで、とりわけマイルスのレコードばかり聴いていました。マイルスが音楽活動を再開して来日した1981年の新宿西口ライブには僕も勇んでかけつけました。目の前でマイルスが演奏しているということだけで満足していました。